BLOG 匠建枚方 新築ブログ
FCTIAMO枚方が全国社会人サッカー選手権大会で優勝!
FCTIAMO枚方が日本一のタイトルを獲得
2019年10月12日~16日まで、鹿児島県でおこなわれていました、第55回全国社会人サッカー選手権大会で「FCティアモ枚方」が優勝しました。 蝉の声が耳をつんざく夏盛り、全国各地で予選がおこなわれ、そこで勝ち上がったハイレベルな32チームが鹿児島に集結。全国社会人サッカー選手権大会(※略称は全社)の始まりです。 この大会で優勝し、日本一の称号を得るには、5日間連続で勝ちつづける必要があります。消耗戦になっては優勝が遠のきます。全社は選手の力量はもちろん、監督・コーチ陣、ケアするスタッフが一体とならなければ勝てない、チームワークが問われる大会なのです。 やはり、結束力の強いチームが勝ち進み、最後は予選から6連勝した2チームに絞られましたが、7戦目の決勝において1-0で関西サッカーリーグのライバル「おこしやす京都AC」に『FC TIAMO枚方』が勝利!!みごと社会人全国4500チームの頂点にたち、日本一の栄光をつかみとりました。 ※FCTIAMO枚方は、当社もサポート(ユニフォームの背中に「匠建枚方」の会社名がプリントされています)
決勝戦の試合展開
決勝は、緊迫した雰囲気で始まりました。 おこしやす京都ACは、ロングボールを多用するアグレッシブなチーム。前線の外国人選手はボールに向かい、なりふり構わず突進してきます。 今年はこれまで二度対戦している相手。この試合、TIAMOはコンパクトな守備を意識し試合をすすめました。ボールを丁寧に何度もつなぎ、相手よりボールを保持しながらチャンスをうかがいます。それでも、決勝戦とあって両チームに硬さが見え、互いに譲らないゲーム展開になりました。 ところが、このまま前半終了かと思った矢先、ロスタイムでTIAMOに女神がスマイル!(^^)! センターライン付近のフリーキックから、アンダーツータッチ(ボールに触ったすべての選手が、2回以下でパスすること。)で何度かパス交換。つづいて濱中選手(No.19)もツータッチ目で捨て身の縦パス。そこに、今大会調子があがってきた、山浦選手(No.13)がやや右裏にタイミングよく飛び出すと、角度のないところから左隅にゴォール! 欲しかった先制点をもぎ取り前半終了。 「後半も集中して臨もう」、ハーフタイムに辻本監督の檄が飛びます。あと1勝で全国制覇、選手のボルテージも最高潮に達します。 後半、相手チームは前線の選手を多く配置しますが、センターバックの樋口(No.4)・藤代(No.3)選手が集中し、ボールを跳ね返し続けます。手に汗握る展開でしたが、このまま試合終了のホイッスル。 おこしやす京都には春から始まったリーグ戦で1敗1分。最終戦に勝てば(関西サッカーリーグの)リーグ優勝を果たせるはずだったのですが……。試合途中から空模様が激変し豪雨。集中力が途切れたのか、終了間際に痛い失点。対戦相手の関大FC2008に無念にも引き分けてしまい、その日の雨は涙雨となりました。結果、優勝したのは、同じ日、バンディオンセ加古川に勝利したおこしやす京都AC。 その勝ち点1点差で取りこぼした因縁の相手と決勝で再対戦。全国社会人サッカー選手権大会という全国の強豪が集まった大会の決勝戦です。リーグ優勝し実力どおり勝ち上がってきた、おこしやす京都のレベルも相当のもの。でもティアモは日替わりでヒーローがあらわれワンチームとなり決勝でも守り、そして勝ち切った。あらためて、自分たちの実力を再確認でき、TIAMOにとり、それはそれは価値のある大会になりました。 優勝カップを掲げている最上位の写真をご覧ください。沸きあがる喜びに身を任せている選手やスタッフの表情から、その栄冠の重さを感じずにはいられないでしょう。JFL~Jリーグへの道のり

準々決勝~決勝を振り返って

準々決勝では昨年の準優勝チーム、強豪FC刈谷を3-2で撃破。この写真の主役は、後半のアディショナルタイム、残りワンプレイで野沢選手のコーナーキックからヘディングシュートを決めたセンターバック樋口選手(No.4)。みんなの祝福で倒れた樋口選手を抱き起こす実はすごく優しい野沢選手。右下では、可愛いReinaマネージャーが感動のあまり泣いているし。「ドキドキしたね。勝たせてあげたかったね!」。そして、チームの思いを凝縮した、レアなワンショットはJunカメラマンが撮影してくれました。

準決勝で2得点目をあげたのは2000年生まれ、ティアモのお祭り男、福森選手(No.17)。シーズン中ケガに悩まされましたが、おばあちゃんの前で価値あるゴールを決めることができました。「おばあちゃん、ここまで応援しに来てくれてありがとう。点とったでぇー!」。勝ち上がり、試合終了後も興奮冷めやらぬチームメイト。宿舎までのバス移動でやっぱりお祭り男が本領発揮。ケツメイシの「仲間♪」という男の友情ソングの指揮をとると選手みんなが大合唱。居並ぶ先輩たちをおしのけ、最年少にもかかわらず後部座席から盛り上げソングの主役になっていました。

準決勝、決勝と2試合つづけてゴールを死守したのは、No.31のキローラン 菜入(キローラン ナイル)選手。187cm/80kgの体格をいかし、強豪相手を圧倒しました。双子の兄弟で、兄の木鈴(コリン)さんもサッカー選手。現在、Jリーグのすぐ下、JFLリーグの鈴鹿アンリミテッドFCで活躍されています。「ティアモ枚方を応援しています」。弟が在籍している「ティアモがJFLに昇格してくれたら弟のナイルと対戦できる」「その日が来るのが待ちどおしい!」とエールを送られています。

準決勝、決勝戦と完封したディフェンス陣。写真の選手は攻撃でも活躍した寝屋川市出身の樋口選手(No.4)。活躍してくれたから、寝屋川高校の前、京都の有名ホテルの元料理長がオーナーシェフ、人気の「ビストロカフェ ディセット(西洋料理店)」のランチ券プレゼントするわー。

今大会にあわせ徐々にコンディションをあげてきた山浦選手(No.13)。決勝戦では先制・決勝弾となるシュートをみごとに決めてくれました。チームメイトの曽我選手(No.25)に噛みつきそうな気合のいれようが、この大会と、この対戦相手との位置づけを物語っているのかもしれません。なんか、山浦選手に圧倒されたのか曽我選手も笑っているけれども腰がひけてるーーあっ、やばい、その腰に「匠建枚方」のネームが(^^♪
