BLOG 匠建枚方 新築ブログ
2021年05月11日
当社が第三者検査機関の住宅検査を全棟実施する理由

匠建枚方は、第三者検査機関による、厳格な住宅検査を全棟実施しております。
第三者機関の検査を受けているから安心は勘違い
「当社は第三者機関の検査を受けているから安心です」。これは代表的な営業トークですので注意が必要!このような営業さん、無知なのか、ウソを主張しているのかのどちらかです。 この検査はおもに次の2つ機関を指しています。「指定確認検査機関による検査(行政による建築基準法の検査で、中間検査と完了検査をおこなう)」と「瑕疵担保検査責任保険(10年保証)の検査」です。ほとんどの住宅会社が受けています。検査してもらわないと家が建ちませんので。 これらの住宅検査は、そもそも建築基準法や10年保証の保険のための検査であって、住宅の強度や耐久性を調査する検査ではないのです。検査時間も不十分。10分~15分程度。しかも欠陥箇所の見落としもある、抜け穴のある検査なのです。つまり、住宅購入者が安心で安全に暮らせる住宅検査ではないのです。検査機関のほとんどは、建設業界の信頼を維持向上させることを目的に存在しています。「建設業界の信頼を維持向上させることを目的に」というと、あたかも業界の体質を改善して消費者の利益を守り、その信頼を得ること目的としているといったクリーンなイメージを受けるかもしれません。 ですが、実際の仕組みとしては、検査機関の多くは“業界資本”で設立されています。つまり、建設会社が出資をしているわけです。であれば、果たしてそれらの検査機関が建設会社に対して厳しく検査を行なうことができるのか、疑問に感じる人は少なくないでしょう。 冒頭に書いたように、建設業者の売り文句である「ウチは10年保証で第三者機関の検査つき」でいわれる「第三者機関」は、こうした業界資本の検査機関を指すのです。しかし、これでは、厳密には第三者機関とはいえないというのが私の考えです。(出典:建築業者が宣伝する「第三者機関の検査」を信用してはいけない!)
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